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川上村木匠塾がウッドデザイン賞2018を受賞

2018.11.24

寺地洋之教授が塾長(第3代)を務め、20年前から建築学科の学生が参加している実践的PBL活動「川上村木匠塾」が「ウッドデザイン賞2018」を受賞しました。
本賞は、木の良さや価値を再発見させる製品や取組について、特に優れたものを消費者目線で評価し、表彰する顕彰制度です。本年度の応募は全国から393点あり、そのなかから189点が選出され、「川上村木匠塾」はソーシャルデザイン部門コミュニケーション分野の19点の一つとして受賞しました。

■受賞概要

<受賞作品>
川上村木匠塾

<概要>
川上村木匠塾は吉野林業の中心地、奈良県川上村をフィールドとし、1998年に関西圏の建築系学科のある大学の教員などが中心となり、学内だけでは学び得ない木材の本質を実地で学びながら、木を用いた建築やプロダクトなどの設計施工を通じ、建築やものづくりを深く考え実践してきた教育プログラムである。大阪工業大学建築学科は20年前から参加し、現在は大阪芸術大学・大阪工業大学・近畿大学・滋賀県立大学・奈良女子大学の5大学の学生・教員によって組織され、川上村のサポートのもと毎年実施している。これまで延べ約1400名の学生が参加し、2017年度には20周年を迎えた。

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2017年の参加者全員での記念撮影

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2018年の制作物:北塩谷地区公園のあずまや

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2018年の制作物:白川渡オートキャンプ場の日除けパーゴラベンチ

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20周年記念シンポジウムの様子