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グランドジュリー2022が開催されました

2022.09.28

9月24日(土)、グランドジュリー2022が開催されました。グランドジュリーとは、大阪工業大学建築学科における設計演習の課題設計作品をブラッシュアップし、新たにCGを用いた図面や作り込んだプレゼンテーション用模型を制作し、学外から審査委員を招聘して、審査・講評いただくものです。課題設計における成果を見直し、学外の審査委員から審査・講評いただくことで、学生の設計能力の向上や新しい目標へと向かうモチベーションの喚起につながっています。今年は、諸江一紀さん(諸江一紀建築設計事務所、愛知淑徳大学)、山田修司さん(大林組設計本部大阪建築設計部)、長坂純明さん(ひとともり株式会社)の3名に審査・講評をお願いしました。学内での審査の結果、今年は30作品が出展されました。まず、3名の審査委員が、ひとつひとつの作品を1時間かけて丁寧に審査し(写真1)、その上で、8名の作者がプレゼンテーションを行いました(写真2)。

 

<写真1>作品の審査風景

 

<写真2>プレゼンテーション風景(岡本明莉さん)

 

その後、審査委員による投票の結果、8名が2次審査に進みました。2次審査では、各審査委員が、作者に個別に質問し(写真3〜5)、作者は模型を使いながら説明するというやりとりが行われました(写真6〜10)。

 

<写真3>質問する長坂純明審査委員

 

<写真4>質問する山田修司審査委員

 

<写真5>質問する諸江一紀審査委員

 

<写真6>審査委員の質問に答える袋谷拓央くん

 

<写真7>審査委員の質問に答える青山健生くん

 

<写真8>審査委員の質問に答える杉井柊太くん

 

<写真8>審査委員の質問に答える橋本大輝くん

 

<写真10>審査委員の質問に答える松本直也くん

 

その後、審査委員が2回目の投票を行い、6名が3次審査に進みました(写真11)。

 

写真11 3次審査の様子

 

3次審査では、審査委員と3名との質疑応答ののち、最優秀賞1作品、優秀賞2作品を決定すべく、公開にて審査委員による選考が行われました。

このような過程を経て、今年度は、最優秀賞に「発見と学び」(岡本明莉さん)(写真12)、優秀賞に「知の驛」(袋谷拓央くん)(写真13)、「時層を紡ぐ」(松本直也くん)(写真14)が選ばれました。よくがんばりました!おめでとうございます!

 

 

写真12 最優秀作品を受賞した「発見と学び」の作者:岡本明莉さん

 

 

 

写真13 優秀作品を受賞した「知の驛」の作者:袋谷拓央くん

 

 

 

写真14 優秀作品を受賞した「時層を紡ぐ」の作者:松本直也くん

 

そして、惜しくも受賞を逃した学生さんも、お疲れ様でした!今回の体験は必ず今後の建築人生に役に立つはずです!グランドジュリーは、学生諸君がもっともっと建築を好きになって、建築を楽しみ、一生の仕事にしていくためにあります。これからも頑張れ!