

岡山敏哉OKAYAMAToshiya
特任教授 専門:都市計画
主な担当授業
- 基礎ゼミナール(1年))
- 淀川と人間(1年)
- 設計基礎演習Ⅰ(1年)
- デザイン探究演習(PBL)(1年)
- キャリアデザイン(1年)
- 都市計画論(3年)
- 都市制度論(3年)
- 設計演習Ⅲ(3年)
- 建築演習Ⅱ(4年)
- 建築倫理学(4年)
- 卒業研究(4年)
- 建築設計演習Ⅰ・Ⅱ(大学院)
- 住宅地計画特論(大学院)
- 建築インターシップⅠ・Ⅱ(大学院)
- 建築設計演習Ⅱ (大学院)
メッセージ
プロフィール
大阪工業大学在学中、ヨーロッパ都市・建築視察旅行に参加し、街並みの美しさに惹かれ、それをつくりだす「ツール(=都市計画手法)」への関心が高まる。卒業後、大阪市立大学大学院に進学、在学中、DAAD(ドイツ学術交流会)奨学生として、ミュンヘン工科大学に留学し、ドイツ都市計画を研究する。ドイツでは都市計画シンポジウムで研究者と実務者との討論を目のあたりにし、実務経験の必要性を実感し、ミュンヘン市都市計画課にも席を設けてもらい、都市計画の実践に触れる。大学院修了後、都市計画コンサルタントに勤務し、用途地域の見直し、再開発事業、密集市街地整備事業など数多くの計画・プロジェクトを担当する。その後、福井工業大学勤務を経て、1996年大阪工業大学工学部建築学科講師に任用され、准教授を経て現在に至る。
ドイツのBebauungsplan(地区計画)との比較研究を通じて、日本では地区計画のための「地区設計」がまだ不十分であると考え、その設計手法について研究している。また、大学が大阪に立地していることから、大阪の近代都市計画史も研究対象としている。
授業では、建築学科の科目として、広範囲の都市計画分野の中でも建築分野に近い地区レベルの計画に係る造形論、計画論、制度論を中心に講義している。
都市計画を通じて社会に貢献することが重要であると考え、大阪府下の市町の都市計画審議会会長・委員や、マスタープランなど様々な計画のアドバイザーを務めている。
主な著書・論文・作品
- 都市計画の地方分権 ― まちづくりへの実践 ―(共著)(学芸出版社、1999)
- ドイツにおける20世紀前期のベバウウンクスプランの計画事例について ― 1928年までの『都市計画(Der Städtebau)』誌における紹介事例を通じて―(1987年度日本都市計画学会学術論文集)
- 昭和3年の「綜合大阪都市計画」の計画属性と歴史的位置付けに関する研究(2000年度日本都市計画学会学術論文集)
- Town Planning Methods in Japan and Germany (The International Symposium on Urban Development Strategy, 2005)
- 郊外戸建住宅地における道・広場空間に対する住民評価-大阪都市圏の4事例を対象として-(共著)(日本建築学会住宅系研究論文報告会論文集3、2008)