寺地 Hiroyuki

寺地洋之TERAJIHiroyuki

教授 専門:建築設計

主な担当授業

  • 基礎ゼミナール(1年)
  • 設計基礎演習l・ll(1年)
  • デザイン探究演習(PBL)(1年)
  • 設計演習l・ll(2年)
  • 建築演習ll(4年)
  • 卒業研究(4年)
  • 建築設計演習l・ll(大学院)

メッセージ

学生からはこのようなコメントをもらいました。
「「明日まで3案」「手考足思」が口癖。常に頭だけでなく手と足を使って複数の設計案を考えることが求められる。思い込みや常識を排除し、建築の可能性を広げる指導は、厳しいが確実に実力をステップアップしてくれる。風貌はスレンダーで優男のようにみえるが、実は空手道初段の古風で硬派な方。ライブでトランペットを吹いたり、野営が好きだったり、と硬軟織りまぜていろいろな知見を伝授してくれる先生。」

プロフィール

大阪工業大学建築学科を卒業後、1987年より内井昭蔵建築事務所に勤務。内井昭蔵建築事務所では、住宅をはじめ、東京ブラウス神戸店、明治学院大学、国際日本文化研究センターなど多数の物件を担当。1992年独立し、寺地建築設計事務所を設立。 1993年に大阪工業大学建築学科助手に任用。講師を経て現在に至る。2004年にカリフォルニア大学バークレー校の客員研究員として研究・教育を行いながらサンフランシスコの建築設計事務所Sanley Saitowitz officeと恊働した。 2008年、15年間試行錯誤してきた建築設計教育プログラムを体系化するため建築設計のための教科書を出版。基礎編、標準編、展開編の3冊組で構成された本書をもとに、設計の能力を確実にステップアップできる授業展開を心がける。建築設計図面の読み描き能力をマスターさせ、クリエイティブな建築家マインドの育成を目指す。 建築設計の実践としては、住宅や幼稚園などを主に設計。「建築はコミュニ ケーションの産物」を合い言葉にクライアントとの対話を重視し、街並みや建設される場所との調和を重視する。 設計第1研究室では1999年より「川上村木匠塾」(関西の5大学で共同開催、2012年より寺地が塾長を担う)に参加している。「川上村木匠塾」は優れた教育活動の実践として高く評価され、2019年度日本建築学会教育賞(教育貢献)を受賞した。

主な作品・著書・論文

  • 高倉幼稚園(大阪市)
  • 浜幼稚園(尼崎市)
  • 北面採光の家(芦屋市)
  • 回廊のある家(岸和田市)
  • 建築設計演習1基礎編:図法から空間へ(共著・鹿島出版会)
  • 建築設計演習2標準編:空間とかたを学ぶ(共著・鹿島出版会)
  • 建築設計演習3展開編:空間とかたちを操る(共著・鹿島出版会)
  • 認定こども園における園舎の平面構成についての基礎的考察(共著・日本建築学会近畿支 部研究報告集第50号)

主な受賞

  • 2016こども環境学会賞 デザイン奨励賞
  • 2018日本サインデザイン銀賞
  • 2019 Religious Art and Architecture Awards Award Winner
  • 2019グッドデザイン賞
  • ウッドデザイン賞2019(ソーシャルデザイン部門)

メールアドレス

hiroyuki.teraji [at] oit.ac.jp 送信の際は [at] を @(半角英数字) に変えてお送りください