向出 Seiji

向出静司MUKAIDESeiji

准教授 専門:建築構造

主な担当授業

  • 基礎ゼミナール(1年)
  • 建築構造II(2年)
  • 鋼構造(3年)
  • 建築演習 l(3年)
  • 建築基礎構造(3年)
  • 不静定構造力学演習(4年)
  • 卒業研究(4年)
  • 鉄骨構造特論(大学院)

メッセージ

建築物は,生活に密着した工業製品であり,とても高価なので,社会からの様々なニーズに応えなければなりません.私が専門とする建築構造の分野では,自然災害などが起きても安全・安心で暮らせることが大切になります.日本では,過去に幾度となく大きな地震に見舞われ,多くの人命や財産が失われていますが,そのような被害を将来少しでも減らすことが建築構造に携わる者の責任です.そのために,大学生の皆さんと一緒に学びながら,社会に役立つ研究を進めていきたいと思っています.

プロフィール

来歴

2000年3月,大阪大学工学部建築工学科卒業.2002年3月,大阪大学大学院工学研究科建築工学専攻博士前期課程修了.2002年4月〜2005年9月,日本建築総合試験所勤務.2005年10月〜2016年3月,大阪大学大学院工学研究科地球総合工学専攻 助教(助手).2016年4月より現職.

専門分野

建築構造のうち主に鋼構造を専門とする.建物全体の地震時挙動の解析,部材・接合部の破壊挙動の実験・解析,新しい制振デバイスの開発など幅広く扱っている.近年は,建築基準法の想定を超えるようなレベルの地震(超大地震)時における鋼構造建物の倒壊挙動の解明および倒壊防止設計技術の発展を主な研究テーマとしている.

主な論文

  • ・柱に適用する塑性ヒンジモデルの違いが鋼構造骨組の倒壊挙動に及ぼす影響,構造工学論文集,Vol.62B,2016.4
  • ・魚骨形骨組による鋼構造ラーメン骨組の倒壊解析,日本建築学会構造系論文集,第78巻,第690号,2013.8
  • ・局部座屈による耐力劣化を考慮した多層鋼構造ラーメン骨組の倒壊解析,日本建築学会構造系論文集,第78巻,第685号,2013.3
  • ・鋼構造露出柱脚に適用する鋼管型ダンパー開発のための基礎的研究,日本建築学会構造系論文集,第77巻,第678号,2012.8

メールアドレス

seiji.mukaide [at] oit.ac.jp
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