馬場 Nozomu

馬場望BABANozomu

教授 専門:建築構造学

主な担当授業

  • 基礎ゼミナール(1年)
  • 静定構造力学演習(1年)
  • 材料力学演習(1年)
  • 構造力学Ⅰ(2年)
  • 建築構造Ⅲ(2年)
  • 鉄筋コンクリート構造(3年)
  • 建築演習Ⅱ(4年)
  • 卒業研究(4年)
  • 鉄筋コンクリート構造特論(大学院)

メッセージ

学問,特に専門分野は「積み重ね」ることでしか成立しないと言っても過言ではありません。「積み重ね」るためには、強固な土台が必要で、皆さんが高校で学んでおられること、今まで学んでこられたあらゆることがその土台となるのです。

その土台を強固にする一番のもの、私はそれが「夢」だと思います。夢中になれるものだけが夢だということではありません。夢を持つために取り組んだことは、必ずあなたの土台となります。

プロフィール

来歴

1996年3月大阪工業大学工学部建築学科卒業、2001年3月大阪工業大学大学院工学研究科建築学専攻にて博士(工学)授与、2001年4月大阪工業大学工学部建築学科講師を経て、現在に至る。

専門分野

鋼・コンクリート混合構造接合部の耐震設計法の確立 内容:我々が日常的に使用している建物構造物(骨組)の中で、コンクリートの中に鉄の棒(鉄筋)を埋め込んだ鉄筋コンクリート構造と鉄を用いた鋼構造は、低層から超高層に至る幅広い構造物に用いられている構造形式です。 しかし、各構造形式には長所と短所があります。そこで、骨組を単一の構造部材(柱や梁)で構成するのではなく、鉄筋コンクリートでできた部材と鉄でできた部材を適材適所に配置し、各構造部材の長所を最大限に発揮させようと考えられた構造が、鋼・コンクリート混合構造です。 そのため,鋼・コンクリート混合構造では,いかに合理的に、一方の部材に作用する力を他方の異なる構造部材に伝える機能を確保するかが重要であり、接合部の機能が発揮されなければ、適材適所に異なる構造部材を配置しても、各部材の性能を十分に発揮させることはできません。 このような鋼・コンクリート混合構造の接合部の課題に対して、本研究室では、合理的な接合部ディテールの開発とその設計法を確立するための研究を行っています。

著書

  • 日本建築学会:鋼コンクリート構造接合部の応力伝達と抵抗機構,2011.2

論文

  • 鉄骨部材がアンカーボルトを介して鉄筋コンクリート部材に結合されるト字形接合部の耐力評価法に関する研究(馬場望・金井真一・西村泰志),日本建築学会構造系論文集 Vol.75 No.656,pp.1927-1934,2010.10
  • S部材がアンカーボルトを介してRC部材に結合されるL字形接合部の応力伝達機構(金井真一・馬場望・西村泰志),コンクリート工学年次論文集,Vol.31,No.2,pp.1225-1230,2009.7
  • EXPERIMENTAL STUDY ON STRESS TRANSFER OF JOINTS CONNECTED STEEL MEMBER WITH REINFORCED CONCRETE MEMBER USING ANCHOR BOLT (BABA, N.・KANAI, S・NISHIMURA, Y.), Proc.of the 14th. WCEE, Paper ID: 05-06-0087, 2008.10
  • 二方向外力を受けるRCS柱梁接合部の力学的性状に関する実験的研究(馬場望・西村泰志),日本建築学会構造工学論文集,Vol.53B,359-366,2007.3

メールアドレス

nozomu.baba [at] oit.ac.jp
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