本田 Masaaki

本田昌昭HONDAMasaaki

教授 専門:建築史・建築意匠

主な担当授業

  • 基礎ゼミナール(1年)
  • 設計基礎演習ll(1年)
  • デザイン探究演習(PBL)(1年)
  • 西洋建築史(2年)
  • 近代建築史(2年)
  • 設計演習l(2年)
  • 設計演習ll(2年)
  • 建築演習ll(4年)
  • 卒業研究(4年)
  • 建築史特論(大学院)
  • 建築設計演習l(大学院)
  • 建築設計演習ll(大学院)

メッセージ

「建築とは何か?」
気がつけば、建築を学び始めてから30年が経とうとしています。今の私にとっても建築は、面白くてたまらない存在です。学べば学ぶほど、建築はどんどん面白く、でもどんどんわからなくなっていきます。どうやら建築は、建物をつくる単なる技術には留まらないもののようです。

大学とは、教員が学生に一方的に知識や技術を授ける場所ではありません。この面白くも難解な建築を共に学んでみませんか。

プロフィール

1986年京都工芸繊維大学工芸学部住環境学科卒業後、大和ハウス工業株式会社に勤務。同社退社後、京都工芸繊維大学大学院博士前期課程に入学(1989年)、近代建築史研究を開始。大学院在籍中より研究活動と並行して、設計活動を始める。大学院修了後、大阪府立工業高等専門学校に助手として着任(1991年)。同校奉職中に京都工芸繊維大学大学院博士後期課程に社会人入学し、1998年には論文「J.J.P.アウトの「デ・ステイル」期の活動に関する研究」により博士の学位を授与される。京都工芸繊維大学研究員などを経て、2004年大阪工業大学建築学科に任用され、現在に至る。

理論研究とその実践としての設計を活動の両輪と位置付ける。研究は、オランダ近代建築を中心に、西洋近代から現代建築まで、さらには、日本の近・現代建築を対象とし、建築思想や設計手法の解明を試みている。また研究室では、実作や設計競技への参加等を通じて実践的に建築設計に取り組んでいる。つまりは、建築家は何を考え、どう作ったのか、建築とどう向き合い、それを乗り越えようとしたのか、という建築的問題について探究し、同時にそれを自らに対する問いとして、建築設計において実践的に考究することを試みている。

主な著書・論文・作品

・テキスト 建築の20世紀(学芸出版社) ・作家たちのモダニズム(学芸出版社) ・デ・ステイル 1917-1932(河出書房新社) ・建築設計演習1基礎編:図法から空間へ(鹿島出版会) ・Kw邸(京都市)、Hn邸(京都市)、Ti邸(宝塚市)


メールアドレス

masaaki.honda [at] oit.ac.jp
送信の際は [at] を @(半角英数字) に変えてお送りください